
ミニフク先生~
毎月の携帯代が1万円もかかるんだけど、携帯料金をもっと安くできる方法なんてないよね?

それなら、格安SIMに乗り換えてみたらどう?
自分も格安SIMに変えて、毎月の携帯代が3,000円以下になったよ!

なんだって?!
そんなに安いならデメリットとかもあるんじゃ・・・

確かに、格安SIMはCMでも料金プランの安さを宣伝しているものが多いから、デメリットは埋もれがちなんだよね。
でもここでは、デメリットも包み隠さずお伝えするね!
最後まで読めば、乗り換え後に「やめとけばよかった・・・」なんて後悔もなくせるはず!
30秒でわかる!格安SIMとは?
格安SIMを一言でいうと、携帯料金を安くおさえることができるSIMカードです。
SIMカードは携帯電話に挿入されているチップで、電話をかけたり、ネットを利用するために必要なものです。
携帯電話からSIMカードを抜いてしまうと、Wi-Fiがなければネット検索やLINEなどのアプリも利用できず、Wi-Fiがあったとしても電話はで利用できません。
格安SIMには”格安”という言葉がついているものの、SIMカードの機能自体は3大キャリアと全く同じです。

じゃあ、何で格安SIMは料金を安くおさえられるの?

大手キャリアから回線を借りているからだよ!
一般的に、3大キャリアのように自社回線を持っている通信事業者はMNO(Mobile Network Operator)、格安SIMのように3大キャリアの回線を借りている通信事業者をMVNO(Mobile Virtual Network Operator)といいます。
MVNOは自社で回線をつくったり、設備を維持する費用が発生しないため、料金プランをそれだけ安く設定できるというわけです。

格安SIMの”格安”は、料金プランが”格安”の意味なんだね!
格安SIMに乗り換えると、どれくらい安くなる?

格安SIMに乗り換えると、実際にどれくらい安くなるのか知りたい!

参考として、わたしが大手キャリア(docomo)で契約していた時の携帯料金の内訳を掲載するね!
【 ドコモのプラン内容】
データ容量:最大5GB
通話:国内通話20円/30秒
これは機種代やAppleCare込みの金額で、 機種代やAppleCareを除いた金額は6,300円になります。
通話プランも一番安いプランを利用していましたが電話を利用すると即課金されるため、通信代は月7,000円ほどでした。

そしてこれが格安SIM(ワイモバイル)に乗り換えた後の金額だよ!
【 ワイモバイルのプラン内容】
データ容量:最大9GB
通話:国内通話10分かけ放題

格安SIMに切り替えてからは通信代は月2,600円(画像は税抜き金額)ほどです。
月々だと4,000円以上、年間にすると5万以上も安くなります。
格安SIMへの乗り換えにかかる費用

格安SIMで月々の携帯代が安くなるとはいっても、乗り換えにかかる費用次第では損する場合もあるんじゃないかな?

そうなんだ!
格安SIMに乗り換えるにあたり発生しうる費用をまとめてみたから、とりあえず見てみよう。
- 新規契約事務手数料:3000円程度
- SIMロック解除費用:3000円(店頭にて手続きした場合に発生。)
- MNP転出費用:2000円~3000円(携帯番号を引き継ぐ場合に発生。)
- 違約金:9500円 (2年縛り契約で更新月以外に乗り換える場合に発生。)
- SIMカード発行手数料:400円

格安SIMに乗り換えるときは最低でも3千円、最高で2万円程度の費用がかかるんだね・・・

乗り換え時期によって費用が大きく変わるため、格安SIMに乗り換えるときはタイミングに気を付けよう!
SIMロック解除が必要な人でもSIMロック解除費用を無料で手続きする方法があります。
次の”現在使用している携帯を格安SIMに切り替える手順方法”でご案内します!
今の携帯を格安SIMに乗り換える手順
(1)SIMロック解除

格安SIMはどの携帯端末でも利用できるの?

実は、ほとんどの端末が格安SIMをそのまま利用できるわけではないんだ!
今使用している端末でそのまま格安SIMに乗り換えできるのは、原則、購入した端末と移行先のMVNOで使用する回線が同じ会社の場合だけなんだ。

じゃあ、今の携帯はドコモで購入したんだけど、 ソフトバンクの回線を利用している格安SIMには乗り換えができないの・・・?

その場合、SIMロック解除をすればいいんだ!
SIMロック解除とは、端末が特定の携帯会社のSIMカードしか利用できない状態を解除(=SIMロックフリー)することです。
以前は携帯会社で購入した端末はSIMロックがかかっていたため、端末を購入した携帯会社のSIMカードを利用するしかありませんでした。
しかし、2015年5月よりSIMロックの解除が義務付けられたため、2015年5月以降に発売された端末はSIMロック解除を行うことでMVNOなどの他の通信事業者を利用できるようになりました。
- MVNOでau回線を利用&auで購入したiPhone8以降のiPhone
- MVNOでドコモ回線を利用&ドコモで購入したiPhone8以降のiPhone
- MVNOでソフトバンク回線を利用&ソフトバンクで購入したiPhone8以降のiPhone(ワイモバイルは対象外)
- 家電量販店やアップルストアで購入したSIMフリーの端末
- SIMカードと端末を同じMVNOで購入
- 移行先のMVNOがワイモバイル&端末がワイモバイルで購入した機種以外
- iPhone7以前のiPhone機種

どの移行先MVNOの公式HPにも必ず動作確認炭端末一覧があるので、乗り換え前に必ず確認しよう!
また、SIMロック解除はインターネットでマイページから手続きすることを強くおすすめします。
MNP予約番号を発行後にSIMロック解除をしようとすると、携帯会社によってはネットで手続きできくなる場合があります。
その場合、店舗に出向いて手続きする必要ありますが、ネットだと無料なところ店舗だと手数料が2千円~3千円ほど発生します。
そのため、 SIMロック解除は必ず次のMNP予約番号の取得前にネットで行いましょう。
(2)MNP予約番号の取得
MNP(Mobile Number Portability)とは、 今使用している電話番号を通信キャリアを乗り換えた後もそのまま利用できるようにすることです。
MNPの手続きは、移行前の通信会社で10桁の予約番号の取得を行います。
移行前がMVNOであれば、MNP予約番号は基本的にネットでのみ可能ですが、3大キャリアの場合は、ネットの他に専用ダイヤルが設置されています。
MNP予約番号の取得自体にお金は一切かかりませんが、予約番号を移行先の通信事業者に伝えてMNPの処理が終わると、転出手数料として2千円~3千円程の請求がされます。

「MNP予約番号の取得=解約」ではないんだね!

そう!
移行先との契約が成立すると同時に、移行前の契約が解除されるんだ。
MNP予約番号には有効期限があります。
有効期限は取得日を含めて15日間です。
有効期限を過ぎると予約番号は無効になりますが、もう一度、同じように手続きをすれば予約番号の再取得は可能なので、問題ありません。
(3)格安SIMを申し込む
乗り換えしたい先のMVNOに申し込みをします。
申込方法はネットまたは店舗で手続きできます。
おすすめはネットです。
特に、広告から申し込みをすると事務手数料が無料になったり、ポイント還元などの何かしらの特典がうけられます。
(4)APN設定を行う
ネットで申し込んだ場合は、SIMカードが届いた後に自分でAPN設定を行います。
APN(Access Point Network)設定とはインターネットに接続するための設定です。
実は、端末に入っているSIMカードを入れ替えただけでは自動でネットに接続ができません。
APN設定は難しいものではなく3分ほどで終わるので、安心してください。
格安SIMに乗り換えるメリット
月額料金が安い
格安SIMは最初にも言っているとおり、料金プランが大手キャリアよりも断然安いのが一番のメリットです。

1人につき月4,000円~5,000円も節約できるは嬉しいね!
料金プランがシンプル
格安SIMは、「データ通信SIM」と 「音声通話SIM」に分けられます。
「データ通信SIM」とはデータ通信のみができるSIMで、電話を利用しない人向けのSIMになります。
一方、「音声通話SIM」とは 、データ通信と通話ができるSIMになります。
電話をほどんど使用しない方にも、 実際には音声通話プランをおすすめします。
というのも、データ通信のみのプランの場合、通話だけではなくSMS(ショートメッセージ)も利用できなくなるからです。
それでも、できる限り金額を抑えたい方はデータ通信プランにオプションとしてSMS機能をつけられるMVNOもあるため、最後に紹介する「あなたはどれを重視する?重点別おすすめ格安SIM」をご覧ください!

最近はSMS認証が必須のアプリやSMS二段階認証を利用しているネットサービスも結構あるから、電話をしない人もSMS機能をつける方がいいよ!

たしかにデータ通信と音声通話の差額は500円~700円と大手キャリアの通話オプションよりは比較的安いから、音声通話SIMを選ぶ方がいいかもしれないね!
格安SIMに乗り換えるデメリット

格安SIMに乗り換えれば携帯代も安くなるし、手続きもそこまで難しくもないし、いいことだらけだね!

確かに月額料金をおさえらるおいうメリットが大きいけど、格安SIMに乗り換えることで人によっては損する場合もあるんだ。
しっかりデメリットも把握しておこう!
通信速度が遅くなる
MVNOは自前の通信設備をもたず、大手キャリアの回線をレンタルしています。
MVNOはレンタル料を多く払うほど、借りられる回線量も増えます。
朝やお昼などの携帯利用者が多い時間帯は回線が混み合うため、借りている回線が少なければ少ないほどそのMVNOを使用している人たちの通信速度は遅くなります。
逆に言うと、設備のレンタル料を高く払うほど通信速度も安定した質の高いサービスを提供できるようになりますが、料金プランの安さを維持する上ではそのバランスが難しい問題でもあります。

そんな中、通信速度の質の低さをほとんど感じさせない格安SIMもあるんだよ!

え?!どこどこ!

ワイモバイルとUQモバイルだよ!
別の記事で2つの特徴をまとめていだ事もアップしているから、ぜひ見てね!
実店舗が少ない
格安SIMが低価格を実現できるもう一つの理由は、店舗数を抑えて、人件費や店舗管理費用を節約しているところです。
メリットでもお伝えしたように、プラン設計もシンプルなので、大手キャリアほど実店舗を構える必要性は低いというのもあります。
ただ、何か困ったことや聞きたいことがある場合に備えて、サポートの充実も決めての一つになってくると思います。
こちらも最後に紹介する「あなたはどれを重視する?重点別おすすめ格安SIM」で、サポートが手厚いMVNOを掲載しておりますので、ぜひご覧ください!
製品保証が終了する
移行前にAppleCareや大手キャリアで付帯していた製品保証を付帯していた場合、乗り換えと同時にその保証は終了してしまいます。
そのため、同じような製品保証をうけるためには、移行先で新たに製品保証オプションを付帯するか、モバイル保険に加入する必要があります。
VNOの製品保証オプションとモバイル保険とでは補償範囲や補償内容も大きく違うため、製品保証を考えている場合は、移行前にどちらが自分に合っているかを決めておくのがベストです。
端末代金の割引がなくなる
大手キャリアで契約するメリットは、端末代金が実質半額近くになる点です。
iPhone最新機は13万円以上するため、半額近く安くなると5万~7万の自己負担額が減ることになります。
移行前にこのような割引が端末代金に適用されていた場合、切り替え以降の残りの端末代金には割引が適用されなくなります。
あなたはどれを重視する?おすすめMVNOランキング

ミニフク先生の話を聞いて、格安SIMに切り替えたい気持ちは高まったんだけど、調べてみると格安スマホ会社だけでも何百社もあるみたい・・・こんなにあったら、どれが一番いいかよくわからないよ~

それなら、大丈夫。
わたしがネットでの評判、店舗で聞いた情報をもとに、おすすめMVNOのランキングを作成してみたよ!

やったー!
✔ SMSをオプションとしてつけられるMVNO
✔ 独自プランやサービスを提供しているMVNO
✔ 手厚いサービス重視の人向けのMVNO
ミニフクのまとめ

格安SIMは料金プランが安くて魅力も多いけど、乗り換えるときのタイミング次第では発生する費用が大きく変わるから要注意だよ!
デメリットも把握した上で、後悔しない乗り換えをしよう!
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