
IIJmioのeSIMってどんなもの?

eSIMは次世代の格安SIMとも言われているものだよ!
IIJmioはeSIMを発売した最初の格安SIM販売会社(MVNO)でもあるんだ!

そうなんだ!
でもeSIMは通常の格安と比べて何がいいの?

eSIMは簡単な手続きでこれまでの格安SIMよりもずっと料金をおさえられるんだよ!
今回の記事では、IIJmioのeSIMを検討している人向けにeSIMの魅力や知っとくべきデメリットなどをお届けするね!
IIJmioのeSIMとは?
eSIMとは?
eSIMの”e”とは”embedded(埋め込む)”の頭文字です。
つまり、SIMカードの情報をあらかじめ端末に埋め込んでおき、端末本体と一体化させたSIMなのです。
そもそもSIMカードとは電話番号などの契約情報が書き込まれているカードです。
SIMカードがないと電話をかけられないだけでなく、インターネットの接続もできません。
eSIMカードにはこれまでのSIMカード(物理SIM)にはないメリットがたくさん存在します。
次で、IIJmioのeSIMの特徴を紹介します!
IIJmioのeSIMの特徴

eSIMはIIJmio以外に楽天モバイルでも販売しているけど、IIJmioのeSIMならではの特徴をここでは紹介するね!
- オンライン上で手続き完了可能!
- データ通信だけeSIMを利用するため、電話番号の移行(MNP)が不要
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS
- iPhone XS MAX
- iPhone XR
- Google Pixel 4
- Google Pixel 4 XL
- MNPはしたくない人
- 月末にデータが足りなくなるときがある
- とにかく通信代をおさえたい人
- iPhoneの機種がXS、XR以降に発売されたもの
- 携帯の機種がGoogle1 Pixel 4(XL)
eSIMは通常の格安SIMと違い、SIMカードを差し込む必要がなく、オンライン上で手続きが完了します。
SIMカードにはいくつかの種類があり、端末ごとに差し込めるSIMが決まっています。
端末ごとにあるSIMカードを確認し、SIMカードを挿入する手間を省けるのもeSIMのメリットの一つです。
また、電話回線は大手キャリアの回線(主回線)をそのまま利用でき、データ回線はIIJmioのeSIM(副回線)を利用するため、電話番号の移行などの手続きの手間をおさえながら通信代を節約することができます!

1点注意が必要なのは、eSIMでは主回線でキャリア回線を使用するけど、SIMロック解除は必須だよ!
既に格安SIMに乗り換えている人はSIMロック解除も済んでいると思いますが、携帯を大手キャリアで購入した人などSIMフリーの携帯でない人は、キャリアのマイページからSIMロック解除の手続きを行いましょう。

SIMロック解除はキャリアマイページだと無料だよ。
それ以外でも手続きできるけど、その場合は手続き費用がかかる可能性があるから、注意してね!
IIJmioのeSIMには2つのプランがある
IIJmioのeSIMにはeSIMプラン(ベータ版)とデータプランゼロの2つがあります。
eSIMプラン(ベータ版)
ベータ版は、国内初の個人向けに発売されたeSIMのプランです。
利用方法は、電話回線は今の通信会社のまま、最小のデータ容量プランで契約し、さらに必要なデータ容量をeSIMで契約します。
こうすることで、eSIMの方がデータ料金が割安なので、大手キャリアだけで同じデータ容量のプランを契約するよりも、大手キャリアにeSIMを合わせて契約した方が断然安くなります。
いち早くサービスを提供するために料金プランはライトスタートプランのみで販売し、データ容量も6GBの1つになります。
データプランゼロ
2020年3月に新たに発売されたeSIMのプランがデータプランゼロです。
データプランゼロはベータ版の正式版ともいえるもので、IIJmioのイチオシのプランとも言えます。
データプランゼロでは1GBからデータを追加することが可能です。
通常、データを追加するにあたり1GBあたり1,000円ほどかかりますが、データプランゼロでは1GB450円で最大10GBまで追加できます。

格安SIMで最小データ容量で契約して、eSIMで必要な分だけデータを追加すればさらに通信代を節約できますね!
ベータ版とデータプランゼロの違い
ベータ版とデータプランゼロを比較してみました。
比較内容 | ベータ版 | データプランゼロ |
クーポンのON/OFF | できる | できない |
最低データ容量 | 6GB | 1GB |
余ったデータの翌月繰り越し | 可能 | 不可 |

ベータ版とデータプランゼロそれぞれに、一長一短があるね・・・。
eSIMのメリット
ここではeSIMのデータプランゼロのメリットをお伝えします。
追加データが割安
IIJmioのeSIMでは追加データが1GBにつき、450円です。
(月額料金として毎月150円かかりますが、最初の1GBは300円で最初の1GBから450円)
他社では1GBにつき1,000円かかりますが、こちらではその半額以上も安く購入できます!
10GBまでなら450円で購入し放題です。
キャリアメールが使える
格安SIMでは大手キャリアの回線を借りて利用していますが、それ以外のキャリアのサービスは利用できないため、乗り換えるとキャリアメール(@docomo.ne.jpなど)も使用できなくなります。
キャリアメールで登録しているサービスがある人は、そのメールアドレスに通知が届くため、パスワードを忘れたらパスワードの再発行もできなくなります。(私もdocomoからワイモバイルに切り替えた時に、同じ理由で、せっかく貯めたdポイントが使えなくなりました・・・)

キャリアメールを一切使用していない人はいいですが、1つでもキャリアメールで登録しているサービスがあると、継続して使用できるのは安心だね!
eSIMのデメリット
データ通信だけしか利用できない
IIJmioのeSIMはデータを安く購入できるのが最大の売りですが、eSIMのみの契約の場合、データ通信しかできません。
電話やSMSを利用する場合は、別で電話回線の利用ができるSIMカードを契約する必要があります。
対応機種が限定的
実は、eSIMを利用できる携帯端末は一部の機種に限られます。
新しいiPhoneではほとんどeSIMに対応しているので、iPhoneユーザーであれば新しい端末への切り替えで使用できる可能性はでてきます。
支払方法はクレジットカードのみ
支払方法はクレジットカード一択のみです。
18歳未満の方は家族に契約者となってもらう必要があります。
クレジットカードがを持っていない人はこの機会につくることをおすすめします。
ちなみにイチオシのクレジットカードは楽天カードです。
楽天カードは審査が通りやすい&ポイント率がかなりよく、自信をもっておすすめできます。
低速時速度制限がある
低速時速度制限とは、通信速度が低速なのに条件をみたすとさらに低速になることです。
IIJmioでは月額データ容量を使い切ってしまった場合に起こる”高速時速度制限”に加え、低速時でも速度制限が発生します。
「みおぽん」というアプリでクーポンをOFFにすると手動で通信速度を最大200kbpsの低速に切り替えることができますが、その状態での3日間のデータ使用量が366MBを超えると、さらに最大通信速度が下がるようです。
eSIMを利用するまでにかかる費用
格安SIMでは、SIMカードを取り換える上でのSIMカード発行手数料や今と同じ電話番号を継続して使用するためにMNP転出費用が発生します。
eSIMではSIMカードがすでに携帯本体に内蔵されているため、このような費用が不要になります。
eSIMを利用する際の初期費用は、初期費用の3,000円のみです。
この費用は、格安SIMの新規契約事務手数料3,000円に該当するため、最初にかかる手続き費用は格安SIMよりも安いと言えますね!
eSIMが適している人の特徴
IIJmioのeSIMに乗り換えると得する人の特徴をまとめてみました。
IIJmioのeSIMにおける実施中のキャンペーン
2020年の5月31日まで、通常3,000円かかる初期費用がなんと0円で契約できます!
eSIMを検討している人はお早めに!
ミニフクのまとめ

IIJmioのeSIMは、割高なデータ追加をより安くできるサービスです。
まだ対応可能な携帯端末が少ないけど、対応していれば、手続きも簡単かつ通信代の節約にもなるから、とってもおすすめだよ!